2009年4月8日水曜日

「杉には杉を」


アレルギー性鼻炎対策で「杉葉」を煎じる。 

30代半ばにかかるころから春先に「アレルギー性鼻炎」と思われるクシャミがひどくなって来た。

ベコナーゼ、インタール等の点鼻薬も効果があったが、治療法の中で「注射療法」なるものを受けた。医師の説明によると注射液は「杉の成分」に該当するもので、週に1回体内に入れてゆくうちに、杉に対する免疫が出来てきて鼻炎の症状が軽くなるとの事だった。実際に効果があったようで、少し眠くなりはしたものの、くしゃみや涙で苦しむことが減ってきた。保険が使えたが結構費用が気になった。

 一方、首都圏の林業家に何人か知り合いがいて、杉ならいくらでも手に入るのでこれを何とか活用してみようと考えた。それまで「喉のかすれ」対策のうがい薬として「甘草」を何度も煎じて飲用して効果を得ていたので、試しにその要領で杉葉を煎じたらどうかと、その年の晩秋から挑戦してみた。 杉葉は自動車が滅多に通らない群馬県の山奥から秋に手に入れた。